新しい年を迎えるお正月は、日本人にとって特別な時間。
日本には古くから「香りで心を清める」文化があり、お正月にもその風習が息づいています。
お屠蘇には、山椒や桂皮(シナモン)などの香り高い生薬が用いられてます。
【一般的な屠蘇散の中身】
山椒 サンショウの実
桔梗 キキョウの根
肉桂 シナモン
細辛 ウスバサイシンの根
白朮 キク科オケラまたはオオバオケラの根
防風 セリ科ボウフウの根
陳皮 みかんの皮
それぞれ、健胃、利尿、抗菌、発汗、抗炎症、解熱、鎮咳などの効果があります。
新年の邪気を払い、健康と長寿を祈願する意味が込められています。
※画像はイメージです。
通常は、大晦日に日本酒に浸し、元日の朝、お節料理やお雑煮をいただく前に飲みます。
もちろん、全部を揃えるのは大変なので、上記で記載したハーブがイイ感じに配合されている
「屠蘇散(とそさん)」というパックが売っています。
私は完全に下戸で、アルコールが全く飲めないのですが・・・
ノンアルコール版は「みりん」で作ると聞いて、作って見たものの。
美味しくない!!!
いや、もちろん、美味しくなくても文化として飲めば良いのですが
それでも、やっぱり美味しい方がいいですよね。
ネットで調べてみたところ
白ブドウジュース、林檎ジュースでも作れるそうです。
美味しいノンアルお屠蘇で、新年をお迎え下さいませ。